品 種 紹 介
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あ行
 赤城変化(アカギヘンゲ)
 旭(アサヒ)
 親知らず(オヤシラズ)

か行
 紅宝(コウホウ)
(2012.12.10追加)
 黄宝(キホウ)
(2012.12.10追加)
 金采(キンサイ)
 金鵄(キンシ)
 金世界(キンセカイ)
 車屋白(クルマヤジロ)
 車矢白(クルマヤシロ)
 寿(コトブキ)

さ行
 三段咲(サンダンザキ)
 紫雲(シウン)
 七変化(シチヘンゲ)
 日月星(ジツゲツセイ)
 朱雀(スザク)
(2012.12.10追加)

た行
 橙代(ダイダイ)
(2012.12.10追加)
 玉孔雀(タマクジャク)
 玉手箱(タマテバコ)
 秩父茜(チチブアカネ)
 秩父黄金(チチブコガネ)
 秩父紅(チチブベニ)
 津軽の幻(ツガルノマボロシ)
 爪折笠(ツマオレガサ)

な行
 撫子(ナデシコ)
 日輪(ニチリン)

は行
 伯雪(ハクセツ)
(2012.12.10追加)
 白泉(ハクセン)
 白牡丹(ハクボタン)
 白楽(ハクラク)
(2012.12.10追加)
 長谷川紅(ハセガワベニ)
 日乃本紅(ヒノモトコウ)
 緋鳳(ヒホウ)
 紅孔雀(ベニクジャク)
 紅三彩(ベニサンサイ)
(2012.12.10追加)
 紅撫子(ベニナデシコ)
 弁天(ベンテン)
 変化(ヘンゲ)
 萠春(ホウシュン)

や行
 大和(ヤマト)


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赤城変化(アカギヘンゲ)群馬産
 
群馬産の野生選抜の丁字咲きに銘花の『変化』を交配して作出された花。
緑味を帯びた多弁花や丁字咲きに咲く。
弁数25〜30弁の大輪花と、弁数25〜40弁の中輪花の2タイプに分かれるが、
どちらも美しい花である。

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旭(アサヒ)秩父産
 
白花の超一級品6〜7pの大輪花。蕾は暗緑褐色、発見当所は紫色であった。
咲き出し緑色を帯びて開く。そのため車屋白のように咲き出しは淡黄にならない。
開花2〜3日後、緑白から白花へ変化する。
現存する白花ではNo.1の発色と思われる。

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親知らず(オヤシラズ)
 
秩父産野生選別種。名の通りどれが親芸なのか判らない。
並花、丁字、多弁、双頭花、子宝咲き、花茎の帯状化等今迄にない芸物である。
並花は蕾時、モスグリーン。芸花は茶褐色、蕾の色も変化する。
草勢が付き大株になると色々な芸が楽しめる。
種も少量だが付くので交配親としても重要種。

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紅宝(コウホウ)
 
秩父紅の実生より出現した超優秀花。
濃紅の花弁は100枚近くあり、その花容と美しさは他を圧倒する。
花は円筒状で乱れが無く非常に花持ちが良い。
福寿草とは思えない超濃色花は、強烈なインパクトを与える。
言葉は要らない、まるで造花を見ているようである。
千重咲でないのでタネは採れるので今後の実生親としての期待は大きい。

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黄宝(キホウ)
 
「紅三彩」の実生兄弟、即ち紅の血筋を持った黄花である。花形も良く似ている。
また銘品の「変化」に似ているが、花の咲き方が違う、これだけの弁数があっても正形、
大輪に咲きスッキリとした花容で見応えがある。

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金采(キンサイ)
 
咲き出しの独特の緑色は印象深く、細い花弁はクス玉が割れるように開花する。
神秘的でさえあり、福寿草とは思えない美しさである。
現存する株数も少なくまさに幻の花。

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金鵄(キンシ) 古典種 品薄種
 
花弁の先が細く深くフギレ状となるのが特徴で弁裏も茶紫となる。
金鵄勲章に花容が似ているので金鵄と命名された。
草質も強健で作り易く株立ちにすると見応えがあるが、増殖はあまり良くない。

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金世界(キンセカイ)
 
大輪の花は純金色で他の黄花とは容易に区別が出来る。
花弁の先はフギレ状となり、弁裏は赤紫となり閉じても美しい花である。
強健種だが増殖はさほどよくない。

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車屋白(クルマヤジロ/クルマヤハク)
 
白花の代表格、花形も良く美しい花。
白花は弱いと思われるが意外と強健で増殖も良い。
白く咲かせるのには花芽が動くまで屋外に置き、その後風よけのある
軒下などの日当たりの良い所に置くと白く咲く。これは紅花にも共通である。

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車矢白(クルマヤシロ)
 
屋と矢の違いですが、これは矢羽状の花弁の車矢白。
青軸の新車矢白又は白虎の親と云われているが、花形、草姿ほとんど同じである。
草姿は細く頼りない。玉手箱に似ている。タネも丸く小粒。
いずれの白花と同様、淡黄から白へ抜けてゆく。

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寿(コトブキ)
 
美しい千重咲き。芯の緑がアクセントとなり人目を引く。
三段咲同様に花着が良いので蕾を摘み取る。
目安は1芽に花一輪、理想は数芽株に花3輪が最高の芸をする。

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三段咲(サンダンザキ)
 
江戸時代からの有名種、これだけの芸はそうある物ではない。
黄、緑、黄の色彩と大輪花は迫力がある。
現在1芽立の株が流通しているが株に力が付く迄は花も限定して長く見ない。
欠点はどんな小さな株でも花芽を付けるので蕾を摘み取る事。

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紫雲(シウン)又は紫雲白
 
弁裏が明るい藤紫を帯びる白花の大輪咲き。
余り発色は良くないが条件が合うと素晴しい白花が咲く。
蕾時の藤紫色が見所。数の少ない逸品。

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七変化(シチヘンゲ)
 
古典種の多芸品。
並花は小〜大輪、細弁〜太弁そして八重〜千重咲き、まさに七変化。
実生での遺伝性も良く花粉も出て種も付くので交配での新花作出には重要な逸品。

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日月星(ジツゲツセイ)
 
この花は蕾時が最大の見所。
茶褐色の鱗状が月(三日月)に残った黄色の部分が星に開花で日に。
円弁の多弁で美しい花。草質は強いが増殖は良くない。

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朱雀(スザク)
 
この花の出現は花色の概念を大きく変える逸品である。
朱橙々と云う言葉以上に現物は美しくどう表現すれば良いか迷う。
蕾は若緑となり花弁には汚れは無く紅花素心と云う印象である。
親は橙代だが春の苑からもこのような花は出現している。


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橙代(ダイダイ)
 
朱橙々の花容だが蕾は黄緑で出る。開花2〜3日はミカンの中身の色をしている。
その色合いは美しく、見飽きのしない花である。


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玉孔雀(タマクジャク)
 
緑花で幻の花と云われ、捜し求める人は大勢いるといわれる。
蕾時はまた違う雰囲気だが写真は満開時のもの。
玉孔雀は花も変わっているが根にも特徴があり、
太く短い根でボサボサとした根なので一目で判別出来る。

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玉手箱(タマテバコ)
 
暗緑褐色した丸い蕾から弾けるように黄花が咲く。
エッ!あの蕾から黄花が!う〜ん・・・浦島太郎の気持ちが判るような?
草姿が小振りなので芽も細いが丈夫である。数の少ない銘花。

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秩父茜(チチブアカネ)
 
秩父紅の実生選別花1%位の確率で出現する。
スッキリとした色合いで寒さに合うと濃色に咲き人目を引く。
紅花の草質は弱く植え替え、株分け後は注意が必要。

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秩父黄金(チチブコガネ)
 
赤花の秩父紅の実生より出現した黄花。
紅花からの先祖返り種、花芯に赤味を帯び暖かい色合いの花です。
外弁の濃い赤紫色も見所です。

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秩父紅(チチブベニ)
 
現在流通している赤花。
多少花色には個体差があるが発色も安定している紅花の秀花。
株に勢いが付き寒さに合うと真紅に咲く。

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津軽の幻(ツガルノマボロシ)青森産
 
入手当時は暗黄褐色の花弁であったが、昨今の暖冬のせいか暗緑色弁で咲き
3〜4日後から黄褐弁に変化する。寒い地域では暗黄褐色に咲くと思われる。
数芽立ちになると丁字花が咲く。独得の花色とまとまり良い花容は人目を引く。

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爪折笠(ツマオレガサ)
 
独特の雰囲気を持った花容で人目を引く。内側に折れた爪折弁が特徴。
花が開くと花弁の先がスプーン状となり力強い印象の花に変わる。
交配親として注目の逸品。

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撫子(ナデシコ)
 
花弁の先がフギレ状に咲く。咲き出しは緑味を帯びた黄大輪花で見応えがある。
強健種で増えも良く、太い芽が土を割ると春を感じさせてくれる。

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日輪(ニチリン)
 
群馬県の関上氏が20年前に(爪折笠×秩父真紅)交配で作出(苗3本)した花。
爪折笠より花は大きく、草姿も大きい。
赤花は咲かないが、写真位の赤味を帯びて咲く。
実生での遺伝率も優秀で紅花の血筋も持っているので、
交配親として欠かせない一品。

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伯雪(ハクセツ)
 
平成福寿草の会 平成22年の登録花。
秩父産出白花の中でも発色が良く透明感のある色合いである。
桃茶色した蕾の色も個性的で一目でそれと判別出来る。
但し、伯雪と混在している他の白花(白黄色)や異なる花形の撰別が
まだ済んでない点が気掛りである。 

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白泉(ハクセン)
 
白牡丹と実生兄弟で白花丁字咲。
花弁数は100枚以上あり芯部の緑色とのコントラストが良く、
咲き出しの黄白から雪白への変化は実に美しい。
千重咲きの白牡丹より芸は上である、丁字なので種は付く。
今後この実生群が福寿草の概念を変えるものと信じている。

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白牡丹(ハクボタン)
 
銘花、車屋白の交配実生より出現した。夢の白花千重咲きでその美しさは格別。
数年後には白弁に赤や緑の復色千重咲きが出現すると思われる。
弁との間に雄シベがあり花粉が出るので交配親の最高峰に君臨すると思われる。

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白楽(ハクラク)
 
24年度登録の白花。
ミチノク福寿草なので発色は良い、昔の新車矢白に良く似た花である。
この花の実生からは白虎などが出るのではと思われる。 

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長谷川紅(ハセガワベニ)
 
現存する健全な芽数で約100芽前後で、ウイルスにより絶滅寸前にある紅花の優秀花。
長谷川氏親子二代に渡り門外不出として栽培されてきた。
一見すると秩父紅と同じに見えるが、雄シベが長く数も多いので渦巻くように見えるのが特徴。
又、上作になるとドス黒い花容になり迫力がある。

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日乃本紅(ヒノモトコウ)
 
ミチノク系福寿草の紅花。ほのぼのとした日の出のような彩りの可愛い花。
草姿も小振りで鉢作りに向いている。全体が細いので栽培には気配りが必要。
非常に数も少なく一時は絶種したのではと云われていた。

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緋鳳(ヒホウ)
 
秩父紅数万株の中から1株だけ選別された赤花。
緋赤の冴えた色合えは人目を引き、遠目にもそれと区別が出来る。草質は弱い。

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紅孔雀(ベニクジャク)
 
銘花、紅撫子の芽変わり。紅撫子は大輪の一重(7弁)〜二重(16弁)咲きだが、
紅孔雀は株に力が付くと丁字咲きとなり花弁数が30〜50弁位で咲く。
フギレ細弁の花容は絶妙の美しさを醸し出している。
見所は日数経過による彩りの変化。
時には縞状となり紅から橙、そして白覆輪状へと変化し実に美しく見飽きがしない。

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紅三彩(ベニサンサイ)
 
いままでに無いタイプで、三色のマダラ模様の彩りも美しく華やかで人目を引く。
また端正な花形も見応えがあり大変印象深く、新花作出親としても期待は大きく、
今後の増殖が待たれる逸品である。

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紅撫子(ベニナデシコ)
 
花弁がフギレ状の大輪花。橙々〜紅色。強い寒さに合うと濃色。
種が付かないので増殖も良い、紅花の中では強健種。

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弁天(ベンテン)=別名 浅黄白
 
白花の中では丈夫な種である。咲き出し淡黄から白へと抜けて行く。
寒い冬だと白も冴える。株立ちになると安定した発色をする。

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変化(ヘンゲ)
 
花形の良い大輪黄花を咲かせる。並花と丁字〜二段咲きの咲き分け芸をする。
又草勢がつくと驚くほどの大輪が咲く。
七変化同様、新花作出の重要種。強健種だが増殖は普通、数は少ない。

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萠春(ホウシュン)
 
山形産の緑花、自然の状態で咲いた花。
透明感のある美しい緑色で咲いた。
展示会の都合で早咲きさせていたが、2月下旬に咲くと種が付く事が判明。

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大和(ヤマト)
 
小さな蕾だが開くと予想外の大輪花が咲く。
深くフギレた花弁は印象深く心に残る。
草質が弱くなかなか株立ちにならない、非常に数の少ない銘花である。

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